公道最速理論
「ストレートで速い走り屋は初心者、コーナーを極めて中級、上級者ともなれば、ストレートでもコーナーでもない第三のポイントで差をつける。そのポイントを極めることこそが、俺の最速理論のメインテーマだ」
というわけで、「公道最速理論」について考えてみたい。
・・・と、ずっと前から思っていた。
しかしどうもとっかかりがない。涼介が何を目的にしているのかがよくわからないからだ。
「理論」というからには、一般的な法則として成り立つものを探し求めているんだろうか??とりあえず、テキストベースでなにか論文らしきものを作成しているようだ。
関東制覇もめでたく終わったとき、涼介が拓海や啓介に対して、「俺が長年構築してきた最速理論は、すでにお前たちの走りに凝縮されている」みたいなこと言って終わったりしたらやだなあ。
それはおいといて、まず、これを導くのに最低限必要な要素としては、
・物理学の法則 (運動の三原則。ベクトル、摩擦に関する法則。必要な情報としては、コース図、傾斜度、道幅、コーナーのR、ドライバーの体重を含めた車体の重量、重力理論、作用反作用などなど)
→ これらをまとめて荷重移動の理屈関係
・天候 (雨・雪や湿度。摩擦と視界に関係)
・タイヤの溝具合とか路面状態 摩擦関係あたりに含まれるか)
・車の性能
・ドライバーの資質(この分析が一番タイヘンかも。性格とかメンタリティも含まれるし)
・単なる最速理論ではなく、「公道」であることの意味
(プロのレーサーのオファーがあったとき、涼介は、ストリートの方がいいと断っている。その理由や、また、京一の右コーナーの潜在的な恐怖心などがいい例)
あたりが考えられると思うんだよね。つらつらと思いつくままに挙げてみると。(ほかにもあったら順次追加だな・・・。「運」の良し悪しなんかも入るのかも。ものすごい不確定要素だ・・・)
また、「複雑な地形の峠道には(特に下り)、コーナーともストレートともいえないあいまいなパーシャル区間が多い。全開でいくか半開でいくか、その区間の処理能力が必要」とも言っている。
これも公道最速理論の中の重要ポイントの一つらしい。
つづく
- PREV
- リアリティ・3 4th Stage作画
- NEXT
- 頭文字D 実写版映画
関連記事
-
-
HDリマスターでFinal Stageまで完全走破!
4月から“5ヶ月にわたって”、ANIMAXでスタートらしいです。(結構長いんだね …
-
-
ちょっと気付いたこと・2
池谷先輩と、阪神タイガースのウイリアムスはなんとなく顔が似ている。
-
-
もうひとつの溝走り その1
文太との会話の回顧シーン。 「コーナー入り口でアンダーを出さないための突っ込み重 …
-
-
京一の「走り屋としての心構えセミナー」開催・その2
京一の「走り屋としての心構えセミナー」開催・その1のつづき。 そのバトル直前に拓 …
-
-
ANIMAXで完全走破!全てあわせて86話! …の謎
「ハチロクにちなんだわけじゃないだろうけど、たまたまちょうど86話なのか~」としみじみしていたわけですが、ふと全部で何話あるのかと数えてみたくなったところ。
-
-
プロジェクトD 遠征スケジュール
今回のヤンマガで、次は神奈川だ、って言ってたのにちょっと驚いた。 この流れでいく …
-
-
Dの意味
なぜかいきなり涼介の部屋の入り口付近に立っている史浩。 「PROJECT.Dの& …
-
-
頭文字D ACT.20にm.o.v.e.出演!
つ~か、公表されてたんじゃん。なーんだ。 http://avexmode.jp/ …
-
-
高橋涼介の「リーダーとしてのあり方講座」 その2
今回は、対・東堂塾の二宮大輝戦から7点。
-
-
ナンバーの語呂合わせ
劇場版映画や実写版ではまた違うけど、TVシリーズでは、基本的に5桁の数字がナンバ …