頭文字Dな日々

頭文字Dの原作・アニメ・音楽・映画・グッズ・その他諸々やハチロク関係に関して、温かい目で謎や感想、レビュー、考察を書き留めておくブログです。

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高橋涼介の「リーダーとしてのあり方講座」 その1

 

涼介のリーダー的行動をまとめるのにちょうどいい機会がやってきた。

11/23は「Second Stage一挙放送」 + 「劇場版 Third Stage」HDリマスター版の再放送をアニマックスでやっていたので、勝手に「頭文字D祭り」と名付けて全部観てしまった。(やることあったんだけど後回しに…)

で、改めて通して見ると、少年漫画の王道のような(ジャンル的には青年漫画だけど)「主人公の成長物語」というのが一つのテーマとして流れている。

車に全く関心の無かったどころか、家の手伝いで仕方なく走っていた頃から、走る面白さに目覚め、次に走り屋としての自覚を持ち、さらにはどうしたら自分より強いはずである相手に勝てるかを考え、実践していくようになる…もちろん負け無し!…という、あらすじとしては爽やかなお話。(エンジンブローは勝敗として微妙だけど)
その中に、高校生らしくサブテーマに恋愛小話を盛り込みつつ、初めて付き合った彼女が実は援助交際をしていて衝撃を受けるとか、紆余曲折の後に雨降って地固まる的なものがあったりとか。
それがきっかけとなって、メインテーマである走り屋ストーリーにも影響を与え、よりパワーアップへの大きな一歩へ…
ストーリーとしてはよくできてるなと。

ついでに、主人公と対戦した相手がほぼみんな、主人公のファンになってしまうという、王道中の王道。
この単純さが面白いのかな。
原作漫画持ってても、DVD持ってても、過去の放映を録画してあっても、リアルタイムでやってるとつい観てしまう。こんな作品は他に無い。

で、Fourth Stageが始まったわけだけど、このProject.d編から、涼介は走る第一線を退いて、徹底的にマネジメントする側に回っている。
そんな中に、涼介さんの素晴らしいリーダーシップがそこかしこに表れているので、まとめていこうと前から思ってたところ。

仕事でも同好会的サークルでもなんでも、「組織におけるリーダーの在り方」として大いに参考になるはず。

というわけで、第1弾の本日は、セブンスターリーフ戦での指示の出し方から。

1. 相手に考えさせることで成長させる

リーダーたるもの、メンバーに指示を出すことはよくあります。
そこで、ただ「〇〇するように」と言うだけでなく、「相手の成長を促すために、あえて考えさせる」行動をとります。

松本さんに、「なるべく拓海に考えさせるように」「たいしたことは言えないと思うけど、今は考えさせることが大切」と伝える涼介。

周囲にもその主旨を伝え、メンバーみんなで成長をサポートするわけですね。

2. 指示は明確に

1) 結論から示す。次に理由を示す。
2) 数値化できるものは数値化して具体的に示す。

結論&数値化:「はじめの5本ぐらいは7割で流す」
理由:「ビデオで見るイメージと実際に走るのとではズレがあるため、まずそれを修正するのが最初の仕事」だから。
補足指示:「ペースを上げるのはそれが終わってから」

もちろん、回答する側としても同様です。
「はい、(ビデオを)見ました」「結構見ました」などではなく、「”40回”くらい見ました」などと具体的に答えましょう。

他にもセリフは無かったけど、ゼスチャーで啓介に説明をしているシーンもありました。
ノンバーバル(非言語)コミュニケーションは大事です。
コミュニケーションにおける言語の役割は7%程度しか無いとも言いますからね。

3. すべてを見通したうえでの発言

データや現実問題を見極め、分析して自分なりの結論をもってから指示を出す。
決して、見通しのないまま、結果を自分より下の立場の相手に投げっぱにしてはいけません。

ここでは、
1) 群馬エリアにはあまり無い「蓋の無い側溝」をどう積極的に攻略するかに「着目」し、
2) どのようにそれを生かして攻略するかについて「具体的に見通しを立てて」から、
3) その方法は拓海と啓介のスキルなら可能であると「判断」をし、
4) 「指示」
しています。

4. 重要なことは重要であると念押しする

「コーナーでもストレートでもないような曖昧なパーシャル区間の処理能力の差」、「これは自分の提唱する公道最速理論の中でも重要なポイント」であるということを啓介に念押しします。
言われた方は、「兄貴のライフテーマである公道最速理論での重要ポイントなんだから、ただの指摘ポイントじゃあないんだ!」と、ピンときますね。

5. 相手を信頼する

これらすべてを行ったうえで、相手を信頼して任せる。
「(拓海と啓介は)自分が選んだDのダブルエース」であるからと。
自分の判断を信じるとともに、メンバーをも信頼する。
信頼したからには、任せる。

逆に、仮にこの二人のうちどちらかが負けるようなことになったら、「それはそのように指示を出したり、人選したりした自分の責任」と涼介さんなら言うでしょう。

「いつも最後は涼介の言ったとおりの結果が出る。信じていいぜ」と、拓海に言う史浩。
組織というのは、そういう信頼関係が大事なわけです。

そして、いよいよというときになったら、「よし、行け!」と気合を入れて送り出す。
頼りになるリーダーですね。

*************************
いやー、たった1戦の間にこんなにもいろいろあるもので。さすが涼介さん。
たぶん、現場にいればもっといろいろあるんでしょう。
ケンタ的ポジションが、一番こういったことを客観的に学べるんでしょうね。うらやましい限りです。

高橋涼介の「リーダーとしてのあり方講座」 その2へつづく

Posted by Silvia

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