頭文字Dな日々

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『新劇場版「頭文字D」 Legend2 -闘走-』 観てきた感想(一回目)

 

公開日の5/23、『新劇場版「頭文字D」Legend2-闘走-』をさっそく観てきたのでその感想。
しばらくしたらまた2回目を観に行くつもりなので、そのときにまた詳しいレビューなど書こうと思います。
まだこれから観る人が大多数だと思うので、今回はざっくりと全体的な感想を。細かい点はネタバレにもつながりかねないので、次回にします。

legend2_web

今回の劇場は、「横浜ブルク13」。頭文字Dはシアター3(129席)での上映。

上映時間が1時間15分となっていても、最初の15分くらいは他の映画の予告やら、マナーを守りましょうの映像なので、この頭文字Dの映画自体は実質1時間くらい。

そこへ中里と慎吾のバトルを二つ盛り込んでいるためか、やや短く感じました…。
「Legend1 -覚醒-」のときは啓介とやりあうだけだったので、かなりじっくりいろんな場面が描写されていたように感じたけど、今回は怒涛の連続バトルという感じ。

で、肝心のそのバトルはというと…

とにかく速い。

啓介の、「すげえ…目がついていかねえ」あたりから、涼介の「目を離すなよ、啓介! ハチロクが抜きに行くぞ!」を経てハチロクが抜きに行く場面、油断してると置いていかれます。
ここはくれぐれも気を抜かないようにしましょう。

慎吾とのバトルも同様で、決着が着く肝心なところ、見逃さないようにしてください。

さっき「Legend1 -覚醒-」をまた観てみて改めて気づいたんだけど、今回の新劇場版Legendシリーズは、バトルシーンにスローモーションを入れません

何の映画でも、重要なシーンはスローモーションにしたり、場合によっては3回くらい繰り返してみたりとかするけど、そういうのが一切無いです。
臨場感を出すという意味で、実際に目前で起きている車の走りを見ているのと同じような感覚にしているのかもしれません。
実際に走ってる車はスローモーになったりしないので。

その一方で、冒頭から何度か現れるエンジンの動きの描写は、これだけは実際に見ることができないものなので面白い。
エンジンの中から排出先までのガソリン目線(?)のような動きは斬新でした。

映像はというと、カメラの動きが「Legend1 -覚醒-」より大幅にアップ。
カメラアングルの多様さもさながら、動きが速い上に回りこみの仕方が多く、啓介以上に「目がついていかない」と思うんじゃないでしょうか。

一番すごいと思ったのは、車のサイドからカメラが追い越して車を回り込みながらまた別サイドにつけるというアングル。
走っている車をこのような角度で捉え、これがほぼコンマ数秒の間に起こっている感じ。
たぶんこんな言い方では伝わらないかもしれないので、とりあえずは観てみてください。

あ、そういえば、ご存知のとおりそんなこんなのストーリー展開なので、なつきの出番がイマイチありません。
全国のなつきファンの皆さん、あまり大きな期待はしていかないほうがいいかもしれません。
でも、それなりに気合の入った描かれ方してます。一介の女子高生というより、いまどきのモデルという感じ。(ちょっと大げさか!?)

さて今回の横浜ブルク13は、「13スクリーン全てにデジタル上映設備を搭載!」という設備。

・最先端 ソニー4Kデジタルシネマを導入
神奈川県で初となるソニー4Kデジタルシネマを導入。
これまで以上に高精細な映像があなたを映画の世界へと惹き込みます。

疲れにくいシアターシートをオリジナル開発。日本人の体型に合わせて、長時間座っても疲れにくいシートを国内メーカーと共同開発。
さらに隣の人を気にせずゆったりお座りいただくため、全座席の約6割を両サイド肘置き付シートに致しました。

というところ。
結構行きやすい上に「神奈川県で初となるソニー4Kデジタルシネマ」と、「両サイド肘置き付シート」が決め手。

上映スケジュールは、16:15~17:30という部。

観客数は50人強くらい?(もっとかな)
年齢層は、前回同様20~30代を中心に、その上下の年代までさまざま。50代以上かと思われる方もちらほら。中には小学生低学年と思わしきお子様連れのご家族も。
だいたいは二人連れなんだけど、一人で来ている人も割りと多い印象でした。
男女比は、男性が2/3くらいかな?

スクリーンの大きさは、前回「Legend1 -覚醒-」を観に行った川崎チネチッタと角川シネマ新宿のちょうど中間くらいという感じ。
個人的な感覚ですが大きすぎず小さすぎず、適度で良かったという感想。

音の方は、これまた前回のちょうど中間くらい。
人の声その他多くの音は真ん中から聞こえてくる感じで、ときどき動きのある場面では左右から聞こえてくるといったような。
もしかしたら前回角川シネマで観たときのように、かなりステレオサウンドになってるのかもしれませんが、今回はそこまでのステレオサウンド感は感じなかったかも。

時間に余裕のある方は、大きさや設備の違う映画館で映像の見比べ、音の聞き比べをしてみると面白いんじゃないかと思います。
それぞれの設備に特徴があるので、「とにかく迫力」でいくか、「細かいところがよくわかる」でいくか、いろんな体感を得るのも面白いかと。

追記: 『Legend2』冒頭では『Legend1』のダイジェストが流れるので、未見の方やおさらいしてなくて忘れてしまったという方も大丈夫だと思います。
そうそう、最後は『Legend3』の予告がありました。来年初春に公開予定だそうです。初春っていつだろ…?? 2月とか3月くらい?

タイトルは…! お楽しみに。

追記2: このあたりではほぼ上映期間が終了したので、レビュー第2弾を書きました。今回は消化不良だったり気になったりした点をメインに書いてます。

▼『新劇場版「頭文字D」 Legend2 -闘走-』(レビュー・その2) 消化不良だった点
https://initial-d.jpn.org/initiald/movie2015_legend2_2/

Posted by Silvia

 - 頭文字D 新劇場版映画

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