頭文字D Fourth Stage Vol.8
Amazonから今日届いた。早いな。
というわけで、さらっと一回見終わった感想。
今回の埼玉ランエボチームは、インチキ野郎ではあるけどテクのレベル的には高くないので、さっさと終わってしまう。
序盤、拓海に会いに渉がGSにやってくる。ここで、拓海が渉に「ハチロクでの限界を感じたことはあるか?」と尋ねることは今回のバトルとは関係ない。これからの伏線、ってところだろうな。
しかし、拓海に用があってやってきた、てなことを言ってる割には、渉は何もしてないんだけど。むしろ拓海の方が渉を呼び出したみたいなシチュエーション。
インプレッサにあっさり千切られたことがトラウマになっていると告白する拓海。ここで、「そんな走り屋がまだ群馬にいたのか?それって誰だ?」なんて渉が聞いて、「俺のオヤジです」って展開になったら少し面白いんだけど、それはない。
そういや、コミックの方で、ゴッドおっちゃんコンビと対戦するときの拓海、たしか「この(オヤジと同じ)世代にはトラウマがある」って言ってたけど、それって少々大げさなような。それをいうならトラウマではなく「コンプレックス」ではなかろうか、と思わず心の中で突っ込んだことがある。
それにしても、ランエボ乗りって悪役に描かれること多いね。
まあ、ランエボに限らず三菱車って結構どれも正面から見た「顔」がいかついからね。人間で言うなら悪役商会みたいな。
で、やつらのわなに引っかかってFDをだめにしてしまう啓介。こんな奴らのわなに引っかかって車を台無しにしたことや、バトルに出られない悔しさなんかは割りとよく出てたかな。
ケンタと一緒に泣いてたりとか。
今回はようやく啓介メインの話になった。とはいえ、恭子の車を借りるという設定がなかったら、また軽く飛ばされてたんだろうか。。。
朝までの時間、プラクティスは半分ずつに分けたいというランエボチームに、これまでそんなことはやったことが無く、初めてだと戸惑うプロジェクトDメンバー。
「これは藤原にとっていい経験になる」って史浩が言うんだけど、それって啓介にとっても同じなんじゃないか?頼む、啓介を忘れんでくれ・・・。
自分の手配した車よりも恭子の車を借りる方が、その車の特性を知っている分啓介に有利だから、と涼介が言う。
そうなんだよね、だからこそ、恭子は「ダーリンへの恋慕」メインに描くんじゃなくて、どれくらいテクがあるとか、車が整備されてるとかって点をもっと最初のうちに出しておいた方が良かったと思う。
この点、かなりもったいないね。
啓介と恭子とのバトルのときも、後ろをちょっと走ってる最中に、「(恭子の運転は)うまい」みたいなことを啓介に言わせるだけで、そのうまさが全然見えてなかったし。
しかも、いつも使っている啓介のFDでさえ、ぎりぎりのバトル直前までセッティングに費やしてるのに、他人の車のセッティングはこんなに簡単に終わってしまうのか?(てか、何もしていないっぽい)
デフォルトで恭子の車はそんなに優れているのか?って思う。(他人の車をそんなにいじれないということもあるんだろうけど)
その、優れてる部分をもう少し前面に出してほしいなあ。
それから、ランエボ野郎とのバトル中、啓介が「栃木のR34のときと同じ走りで云々・・・」って言うんだけど、それって4th Stageでは描かれてません・・・。
それにしても、こんなにすっとばして話を進めていって大丈夫なのかとちょっと心配になる。この調子だとあっという間に原作に追いついちゃうじゃんね。いいのかなあ。
1st や2nd Stageみたいに、もう少し奥行きを持たせてもいいんじゃないかと思う。
たとえば、拓海が涼介とバトルする直前、「峠全体が重苦しい雰囲気に包まれている」って場面があった。あのあたりの描写って結構好きなんだよね。
ああいう演出の細かさってもう期待できないのかな。
追記
も一回見直したら、渉と話してるとき「トラウマ」とは言ってなかった。「コンプレックス」って言ってた。
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