もうひとつの溝走り その2
やったことがないので憶測の域を出ないんだけど、実は立ち上がり重視の溝落としのほうが簡単なんじゃないかな、って気がしないでもない。
突っ込み重視の方は、普段から、傍で見ている人たちに「あんなスピードで突っ込むなんて無理だ!曲がりきれないぞ!」などと言われながらも無傷で曲がってしまえるような、コントロール力のあるドライバーでないと難しいんではないだろうか。
しかも、溝に落としてからコーナーをほとんどぐるっと回って飛び出るには結構ステアリング技術もいると思う。あまりスピードが出すぎていると、溝からはじき出されてしまう(溝の段差だけで支えるのは無理)。かといって内側に切りすぎても溝の効果が十分発揮されない。
反面、立ち上がり重視の方は、コーナー半ばの適当なところ(この位置が実は重要だったりして?)で落として、後半~終盤で加速してそのまま飛び出ればいいような。
ついでに言うと、溝走りはあまり車体が重い車ではできないね。たぶん遠心力のほうが勝ってしまう。
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Comment
突っ込み重視の方のは、遠心力に対抗するっていう説明で分かるのですが、立ち上がり重視の溝走りって言われても・・・?と思ってました。
書かれているのを読んで何となく分かったような気がします。(どっちが難しいのかは私レベルでは全く不明ですが)
長年謎だった「溝走りパート2」についてちょっと理解できてスッキリしました!ありがとうございました。
Dマニアさん、こんにちは。
自分としましても、なぜあれで立ち上がりが重視(重視というよりサポートっていうんでしょうか、こういう場合)されるのかについては、まだ謎な部分が多いです。>Part 2
追々考察できたらなと思っています。
タイミング的にはそんな感じかと思います。
要はタイヤのグリップの縦と横の関係で、減速(縦)+旋回(横)、のタイミングで不足してる横方向のグリップを補うのが突っ込み重視、加速(縦)+旋回(横)のタイミングで使うのが立ち上がり重視、ではないでしょうか。ぶっちゃけ、溝に落としたときにブレーキ踏んでるか、アクセル踏んでるか、ってとこですね。
落とすときのタイヤの角度によっては一瞬グリップを失って吹っ飛んだり最悪バーストしたり駆動系にダメージを受けたりする(筑波では実際それで足回りやっちゃってますね)わけで、アクセル踏みながら落とすほうがエンジンからのパワーを駆動系が食べてる分、リスキーかも。
微妙に関係ないですが、コミックスの方ではパート2の溝落としって清次戦のときに出てきてるんですよね。
D watcherさん、こんにちは。
コメントありがとうございました。メールの通知など、コメントがついたお知らせがなかったので、気づくのが遅れてしまいすみません。
溝落としの理屈についてよく考えてらっしゃいますね。感服しました。
自分の知っている限りで、誰も実践したことがないので(それが普通!?)、「多分こういう場合はこうなんだろう」と想像するしかないんですけど、いつか実証できたらおもしろいなと密かに思っています。
(道路でやったら危険走行ってことで交通法違反になるのかな。どこか擬似溝があるといいんですけどね)
コミックスとアニメで微妙に違う点、ってありますよね。また、アニメでは出てこないシーン諸々とか。
いずれ比較したいなあとは思っていますが、今のところ時間がなくて、なかなかそこまでできません。ほぼアニメオンリー、って感じになってしまってます。
またお気づきの点がありましたらよろしくお願いします。